亜人

本作を9月末、封切直後にタイミングが合い、T-Joy東広島にて修行してきました。

 

本作の物語の骨格は、最近完全に一ジャンルを形成した「寄生獣」や「進撃の巨人」由来の人類の突然変異&痛快テロアクションものです。

 

そんな最近よくありがちなテーマでしたが、さすが「るろうに剣心」の世界を迫力満点に見事に描き切った本広克行監督。何度でも生き返り、決して死なない亜人が唐突に生まれるという、SFとしてもなかなかあり得ない設定を迫力満点にリアリティを加えて表現されてました。

 

おまけに大画面の1番シアターだったので、わたしなどはただただ圧倒されました。主役の佐藤健さんと綾野剛さんもその役のはまりっぷりは相変わらずすさまじく、激しくスピード感を失うことなく、物語は疾走し、あっという間にエンドマークを迎えます。映画が終わって外に出たとき、「は~っ、なんという怖い世界だろう。それに比べ、げにこの世界はなんと平和で穏やかな世界なことよ」と考えざるを得ない作品でした。

 

凶悪テロや痛快迫力アクションものが好きな方にはぜひおすすめの作品でしたよ。