祭りのあとで

ずいぶん長くお待たせしました。ここ三か月は本ブログを自主休止しておりました。

 

西日本エリアでは平成30年7月6日夜から7月7日朝にかけて続いた豪雨によりわが街東広島も大きな災害を受けました。幸いにもわたしは15年乗った愛車を7月7日早朝にかけて一台犠牲にしただけですんだのですが、当クリニックに通院中である患者さまのなかにも自宅が土砂災害に見舞われた方もおられました。

 

そうしたなかでわたしの能天気なブログもとても綴り続けるような心境ではなくなり、この間は筆が進まない状態が続き、ブログも休止していました。わたしの駄文を楽しみにしておられた方には大変申し訳ありませんでした。

 

この間も当然のことながらこころの診療は継続されていたのは言うまでもありませんが、なにか日常の安定していたはずの世界が不安定になったような不思議な感覚にとらわれながらの日々が気づけば3か月続いていました。

 

しかしこの間にも日々は着々と積み重ねられ、日常生活にどうしても必要でもある、新たな自動車も粛々と決まり、2か月半ぶりに先日ついに納車されました。わたしにとっては医者になってから自身で購入する3代目の車です。前の2台と同様に3代目も10年以上は乗り続けることになるのでしょう。

 

くしくも本日10月6、7日は豪雨災害から3か月。そんな日に無事わが街の酒まつりは開かれました。また大型台風が近づいてくるという不運もはねのけ、元気に開催されました。わたしも懐かしい大塚愛がステージに参上することと人々の熱を感じたく、秋の風に誘われぶらぶら歩いてきました。わたしが訪れたのは10月7日日曜日だけだったのですが、会場は盛大な賑わいであり、3か月前の豪雨災害など本当にあったのかというような人々の酒気と盛り上がりでした。大塚愛さんが当日詰めかけた観客のために選んだ楽曲が愛や絆を強調するバラードばかりだったことがやはり災害後を漂わせていましたが・・・。

 

いずれにせよわが街も災害後3か月という節目の酒まつりを迎えて無事終えて、また新たな一歩を踏み出したような気がします。わたし自身もいつまでも日常診療の世界のみにひきこもっているわけにはいかないので、そろそろ本ブログも再開しようとおもいこの駄文をしたためている次第です。実はこの間も少しは映画館修行へも行っていたのですが、もうとっくに上映終了の作品ばかりなので、本ブログでの所感公開(実は書きかけたものもあったのですが)はお蔵入りです。

 

今後は想いも新たに、わたしの信条である、ゆったり・焦らず・誠実にを心に秘めながら、本ブログもゆうるりと綴っていこうと思っていますので、またときどきのぞいてやってください。

 

今後ともよろしくお願いいたします。