閃光のハサウェイ キルケーの魔女

本作を2月のまだまだ寒い冬のとある休日にT-Joy東広島にて鑑賞してきました。

 

中学生のときにファーストガンダムの本放送に出会って以来、しばらくのブランクをはさみつつも、40年近くガンダムを見つめてきた世代のひとりであり、ハサウェイは90年前後から富野由悠季監督による小説のキャラクターのひとりとして認識はしていました。

 

幸か不幸かガンダム小説はいまもって未読であり、そのためハサウェイシリーズの結末もまったく知りません。 とりあえずハサウェイに関しては「逆襲のシャア」でのハチャメチャな初登場の仕方が印象に残り、ブライトとミライの子どもというだけのまだまだ未熟な少年が悪い意味でこころに残っていました。

 

その「逆襲のシャア」の直接的な続編ともいえる本作での、すっかり成長したハサウェイ。いまや反地球連邦政府に挑むテロ組織「マフティ」の実質的かつ精神的支柱である一方で、まだまだ青年らしいナイーブで純粋な面も併せ持ち、とても魅力的な若者に成長しています。 いい意味でうっとりするほど素敵な青年に成長しており、天晴れです。

 

そんな彼が現代の進化した、アニメーション離れした写実的な風景のなかで、その才能と身のこなしを十二分に発揮してくれます。 ファーストガンダムから40年近くたった現代においていまもなおリアルタイムで映画館の大スクリーンで彼らの活躍を観れることの幸せを今更ながらに感じながら、今後の展開がいまから気になるところです。

 

ひとつ気になるのはタイトルにある「閃光」という言葉です。 強く鋭く輝いたものの、短くあっという間に散っていくという印象の言葉であり、彼の人生がそうでないことを念願し、今後も末永くハサウェイの活躍を見守っていきたいものです。