ガッチャマン

「スター・トレック」に続いて、「ガッチャマン」をT-joy 東広島の1番シアターで観て来ました。あえて、大シアターである1番シアターで上映してくれる夜7時台の回を選び、馳せ参じました。それというのも、この映画の原作である「科学忍者隊ガッチャマン」はわたしにとってというか、おそらくわたしの世代にとっては、そのこころに激しく響いた作品なのです。当然、実写化にも期待し、大迫力で鑑賞したかったというわけです。「科学忍者隊ガッチャマン」は、鳥のように自由に人間が科学の力で空を飛ぶという設定、精巧な敵のメカ、三日月サンゴ礁の下にある秘密基地、ガッチャマンらがこころに持つ過去のトラウマ(なんだかワンピースみたいですね)など深く魅力的な世界観で、当時小学生だった大多数の男の子のこころをわしづかみにし、毎週日曜日6時を楽しみにしていたといっても過言ではない作品です。(あとから知ったことですが、ガッチャマンの放映期間と回数は、その人気もあり、延長に延長を重ね、結局2年間105回と、当時のSFアニメーションとしてはあり得ないほどの長期にわたり、平均視聴率は20%を超えていたのですから、当時の男の子がほとんど見ていたというのはあながちはったりではないのです)わたしも恥ずかしながら告白すると、小学生のころ、よく夢のなかで、大鷲の健になり、その白い翼で自由に空を飛び、科学手裏剣バードランを飛ばし、ギャラクターらと思う存分戦っておりました。
映画館にも、そんな今ではいいおじさんになった面々を多く見かけました(笑)。

さて作品ですが、いろいろな意見があるとは思いますが、いまのわたしのこころにはあまり響きませんでした。あげるときりがないので、多くを語りませんが、わたしの知っている、大鷲の健やコンドルのジョーは、体は子供(青年かな?)でもこころはさまざまな苦境を経て、大人のような分別と葛藤を持つ存在だったはずです。なので、南部博士の理不尽な指令にも、いつも太く重い声で、「ラージャー」と答えていたのです。それなのに、主役の健もジョーもなんて細く軽い声。それにほとんど飛ばない・・。ガッチャマンは鳥の化身だったのでは・・・? 鳥でなく石とは・・・。昨年映画化された「サイボーグ009」にも言えることですが、こうした歴史的名作を映画化する場合、もう少し原作へのリスペクト精神を保持しながら、製作してほしいな~と思うのはわたしだけでしょうか。そんな少々残念な気持ちで映画館をあとにしたのでした。

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コメント: 2
  • #1

    narata (木曜日, 19 9月 2013 05:18)

    佐藤先生お久しぶりです。ガッチャマンは、私もテレビでわくわくしながら毎週見ていました。映画は、どうも気持ちが乗らず観ておりません。代りに…マン・オブ・スティール良かったデス。主役もですが、脇役があの映画に出ていた人となんとなく有名なのだろうな~と思いつつ…スピード感を楽しませていただきました。ウルブァリンも、鞆ロケと聞き早速オープニングがきっとそうなのかな~など思いながら、ストーリーよりバービー人形のようなスタイルにほれぼれ??きれいな女性がたくさん出てきましたよ。今週は、許されざる者かな~。と思っております。それでは、失礼いたします。

  • #2

    fourseasons-clinic (土曜日, 05 10月 2013 16:40)

    ガッチャマンはほんと残念な出来でした。おかげで、自分が持っているガッチャマンのDVDを引き出してきて観てしまいました。やはりオリジナルは今観ても素晴らしかったですよ。ウルヴァリンも観ましたよ。鞆が素敵に活写されてましたね。地元が映画の舞台になるというのはほんとうれしいものです。西条もいつの日かと思います。