永遠の0

「永遠の0」を1月末、T-joy東広島の平日レイトショーにてやっと観てきました。原作はいまをときめく百田尚樹です。前評判では女性を中心に鑑賞後の涙を誘っているとのことで、期待を高めての鑑賞でした。
戦艦との戦闘シーンもかっこいいし、零戦の雄姿もいうことない映像でした。

しかし、この映画では「なぜあれほど戦死を逃れようとした主人公が自ら零戦に乗り命を落としたのか」という原作最大のテーマの掘り下げがやや甘いのではという印象を持ちました。家族への想いへ比重が傾いており、これはこれで泣けて、悪い映画ではないのですが、期待が大きすぎたゆえ、少し物足りなさを残しての帰路となりました。

 

P.S.わたしはもともと歴史好きで、過去の教訓を映像として直接感じれるように、この手の戦争映画は時間の許す限りすべて観るようにしているのですが、戦中大きな分岐点となったミッドウェー海戦が出てくるといつもぐーっと来てしまいます。もう少しなんとかならなかったのかという想いはもちろんですが、敗北の原因となった情報戦(索敵、戦略を含む)において、今もアメリカに敗れ続けの現代日本の姿がそこにかぶさるからだと思います。

 

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コメント: 3
  • #1

    シネ丸 (火曜日, 04 2月 2014 18:35)

     原作を未読で映画を観ました。先生がおっしゃるとおり,岡田准一演じる
    宮部久蔵がなぜ特攻を志願したのかはっきり理解出来ないまま終わってしまいました。 突然人が変わったようにひげ面になっても,主人公に感情移入出来ないと印象薄いですよね。 山崎貴監督は「ALWAYS三丁目の夕日」で昭和30年代の街や東京タワー建設をVFXで再現してくれましたが,零銭や空母をリアルにみせても何か心に迫ってくるもんがありませんでした。 それでも映画は大ヒット! 岡田准一・三浦春馬が大好きな女性群で映画館は満員!  めでたし,めでたし。
    PS:私の昨年度NO1「ペコロスの母に会いに行く」がキネマ旬報ベストワンに選ばれ,リバイバル上映されます。みなさん是非・是非ご覧下さい。

  • #2

    fourseasons-clinic (木曜日, 13 2月 2014 15:02)

    懸案であった、初体験の子ども園での講演会も無事終わり、しばらくご無沙汰していた映画修行の世界に復帰しようと思う昨今です。
    この映画はやはり、主人公がひげ面になった過程と苦悩を映像として描いてほしかったですよね。その辺がたいへん惜しまれます。
    「ペコロス・・」見逃しているだけになんとか福山シネマモードあたりに観に行こうと思います。

  • #3

    narata (火曜日, 18 2月 2014 14:54)

    お久しぶりです。お忙しくされて、なかなか映画の時間が取れないのは…お気の毒でございますね~。私は、暇ですので元旦より映画でした。永遠の0、ルパン、小さいお家、ラッシュ、アメリカンハッスル、リバイバルで恋するリベラーチェ、めまい…明日は、土竜かな~先生今年も、どうぞよろしくお願いいたします。